中小企業診断士とは

中小企業診断士とは、中小企業支援法に基づき経済産業大臣により「中小企業の経営診断の業務に従事する者」として登録された、経営コンサルタントとして唯一の国家資格です。

・幅広い専門知識と実務経験を有する中小企業診断士として登録されるには

  • 経済、経営、財務、法務、情報などの7科目にわたる一次試験に合格
  • 4つの様々な事例に関する筆記試験および口述試験による二次試験に合格
  • さらに実務従事要件を満たすか、登録実務補習機関における15日の実務補習を受講し修了することが必要です。(二次試験以降は登録養成機関による養成課程の修了などでも可)

<最近の一次試験合格者数>

<最近の二次試験合格者数>

*一次試験、二次試験を通じたストレート合格率は4%前後です。

また5年毎に登録の更新があり、

  • 理論政策更新研修、論文審査などの新しい知識の補充を5回(原則年1回)
  • 5年間で30日以上の実務従事実績(または登録実務補習機関の実務補習)

の2つの要件を満たすことが必要で、常に最新の知識と実務経験が要求されています。

・様々な職業、業種に従事

中小企業診断士はプロの経営コンサルタントとして独立開業している人以外にも、企業内診断士として公的機関や各企業でその資格を生かしている人も多く、従事している業種も多岐にわたっています。

<資格保有者の主な職業>

回答数 構成比(%)
1. プロコン(他資格兼業なし)経営 840 18.10
2. プロコン(他資格兼業あり)経営 744 16.03
3. コンサルティング会社等勤務 179 3.86
4. 公務員 44 0.95
5. 公的機関・団体等 195 4.20
6. 調査・研究機関 29 0.62
7. 金融機関 545 11.74
8. 民間企業(金融機関除く) 1,719 37.03
9. 資格は持っているが,コンサルティング活動も勤務もしていない 201 4.33
10. その他 146 3.15
有効回答数 4,642 100.00

<上記民間企業(金融機関除く)の業種内訳>

回答数 構成比(%)
建設・運輸業 93 5.54
製造業 694 41.31
卸売業 161 9.58
小売業 77 4.58
情報サービス業 322 19.17
サービス業(情報サービス業を除く) 235 13.99
その他 98 5.83
有効回答数 1,680 100.00

*いずれも社団法人中小企業診断協会が実施した会員アンケート調査結果より

・活動・支援業務

中小企業診断士は経営コンサルタントとして、中小企業の成長戦略策定やその実行のためのアドバイスが主な業務ですが、それ以外にも行政機関や金融機関とのパイプ役、中小企業施策の適切な活用支援などを行っています。
また中小企業診断協会などの関連機関を通じて、調査・研究事業や能力開発事業なども行っています。 →関連機関リンク先

<主な業務内容>

1位 2位 3位 回答数
中小企業に対する経営支援業務 1,096 410 109 1,615
講演・教育訓練 222 590 431 1,243
中小企業支援センター等の業務 339 244 176 759
調査・研究業務 109 292 272 673
原稿執筆 40 103 266 409
その他 171 52 78 301

*社団法人中小企業診断協会が実施した会員アンケート調査結果より